「抱く」ことで生まれる癒し効果

子供とぬいぐるみ
子供のころ、ぬいぐるみや毛布を抱いて放さなかった、という経験がある方はきっと多いと思います。

人形遊びで心が育つ」の中にも書いていますが、赤ちゃんは1歳くらいになると、柔らかいものに興味を示すようになります。ぬいぐるみだったり毛布だったり…赤ちゃんにとってこれらはお母さんのかわりです。赤ちゃんは、ぬいぐるみや毛布を触ったり抱いたりすると、不安な気持ちが治まり、安心します。
大人の場合、ぬいぐるみや毛布に母親を求めているわけではありませんが、これらを抱くと落ち着くのは同じです。

人との触れ合いでストレス緩和

人に触れたり抱き合ったりするとストレスが緩和されるという研究結果がでています。
お互いに触れ合うとオキシトシンという幸せホルモンが分泌され、落ち着いてリラックスできます。

オキシトシンは、子宮を収縮させて出産を促したり、出産後、母乳を出やすくさせたりする働きがあります。そのため、オキシトシンは女性ホルモンだと思われていました。
その後、父親が赤ちゃんを抱いたときや、人がペットと触れ合ったときにもオキシトシンが分泌されるということがわかってきました。

オキシトシンは、精神的、身体的にも効果があります。

精神的な効果
・幸せな気分になる
・脳や心が癒され、ストレスが緩和する
・不安や恐怖心が軽減する
・他人に対する信頼感が増す

身体的な効果
・血圧の低下
・心拍の減少
・記憶力の向上

施設や学校などで行われているアニマルセラピー、このオキシトシン効果を狙ったものです。

ぬいぐるみで癒し効果

くまのぬいぐるみ常に人やペットと触れ合うことができれば、ストレスが緩和されます。
でも、一人暮らしの高齢者は、人やペットとの触れ合いが少ない人もたくさんいます。
そんな方は、お気に入りの人形やぬいぐるみでも代用できます。

ぬいぐるみはふわふわの感触が気持ちよく、温かみがあり、抱いていると温もりを感じます。
子育て経験のある方なら、ぬいぐるみを抱くと赤ちゃんの温もりを思い出して落ち着きます。これは認知症ケアとしても取り入れられています。

>>ドールセラピーが認知症に効果?はこちら

まとめ

人と抱き合う、ペットを抱く、人形やぬいぐるみを抱く…抱くものはそれぞれ違っていても、どれも癒し効果は抜群です。
最近イライラする、不安を感じるという方はぜひ何かを抱きしめてみてください。もし、ぬいぐるみがなければ、クッションをギュッと抱くだけでも安らぎを感じ落ち着きます。

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