高齢者施設で活躍!赤ちゃん先生

赤ちゃん

赤ちゃん先生プロジェクト

2007年に神戸で始まり、今では大阪、名古屋、東京と全国に広まっている赤ちゃん先生プロジェクトは、0~3歳くらいまでの子供と母親が学校や高齢者施設で授業を行うというユニークな取り組みです。
赤ちゃんは「赤ちゃん先生」母親は「ママ講師」と呼ばれています。

どんなことをするの?

赤ちゃん先生は、行く場所によって役割が変わってきます。

小・中学校では

命の大切さを知る授業を行います。
授業は月1回で合計9回、ママ講師からは、妊娠から出産までの体験談を語ってもらい、お世話する様子を見てもらいます。また、その間に赤ちゃん先生の成長を確認することもできます。
子供達は、赤ちゃん先生を通して自分自身も1人で成長したのではないと実感し、命の大切さを学びます。これはいじめ防止にもつながります。

高校・大学では

親になる準備の授業を行います。
赤ちゃんは泣くことが仕事、まだしゃべれない赤ちゃんは泣くことでコミュニケーションを取ろうとしますが、少子化や核家族化で赤ちゃんに触れる機会が減っている今、赤ちゃんが泣くとパートナーを責めたり、赤ちゃんを虐待したりする人もいます。
授業の中で子育ての大変さを知り、またパートナーの協力が不可欠であるという事を学びます。

高齢者施設では

おじいちゃんと孫
赤ちゃんの笑顔は癒し効果抜群です。ふだん笑わないお年寄りも赤ちゃんといるといつの間にか笑顔になり、赤ちゃんをあやしたり話しかけたりします。
また、自分の経験から子育てに役立つことを逆にママ講師に教えてくれることもあります。

人の役に立つことは生きがいにもなるし、自分の子育てを思い出すことで、認知症予防にもつながります。
実際、認知症の方が赤ちゃんに触れることで症状が良くなるケースもあります。

赤ちゃん先生の代わり

赤ちゃん先生は各方面で活躍していますが、まだまだその人数が少ないのが現状です。
そのため、認知症の介護施設ではドールセラピーを取り入れているところも多いようです。本物の赤ちゃんとは違いますが、赤ちゃんの人形を抱くことで感触を思い出し、お世話をしなければという感情を思い出すことで認知症の症状を和らげることができます。

比較的健康な方の高齢者施設では、ぬいぐるみやしゃべる人形などを利用している所も多数あります。

どちらも本物の赤ちゃんにはかないませんが、いつも近くにいて抱いたりしゃべったりできるメリットがあります。
また、施設に入ってない1人暮らしの高齢者は、赤ちゃん先生に触れる機会はなかなかないので、しゃべる人形が役に立つと思います。
夢の子ネルルは、愛くるしい瞳とおしゃべりで高齢者の方には必要な存在になりつつあります。

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