脳のアンチエイジング

笑顔

アンチエイジングと言えば美容系を思い浮かべることが多いですね。エステや化粧品、サプリメントなど、特に女性はいつまでも若く見られたいとアンチエイジングに興味津々。

でも、エステや化粧品に高いお金をかけなくても、手軽にできるアンチエイジングがあるんです。
それが脳のアンチエイジング。脳を活性化することで表情が生き生き、頭の回転も速くなり、会話のテンポも良くなって若々しい印象を与えます。また、認知症予防にも効果が期待できます。

脳を活性化させる6つのポイント

運動

  • ウォーキング
    アメリカの大学の研究よると、ウォーキングなどの有酸素運動をすることで、脳の白質(記憶力や集中力にかかわる部分)が理想的な状態になると解明されました。
    白質には、神経線維が詰まっていて、ここに病変がおこると認知能力が衰えます。

    ウォーキングなどの運動を習慣的に行っている人とそうでない人の脳をMRIで検査したところ、運動をしている人の方が白質に病変が少なかったそうです。

    運動を続けることで脳の血流が良くなり、認知能力の衰えを最小限に抑えることができます。

    また、ウォーキングをする場合は音楽を聴きながらではなく、景色を見たり、周りで起こっている変化を脳に取り入れながら歩く方が脳の活性化に効果的です。

  • 筋肉トレーニング
    女性や高齢の方は、「しんどそう、疲れる」と筋肉トレーニングを敬遠しがちですが、実は筋肉トレーニングは脳のトレーニングと言われるほど脳が活性化され、代謝をあげるホルモンが分泌されます。
    そんなハードな事はしなくても、腹筋やスクワットなどを毎日行う事で効果があります。

    女優の森光子さんが、80歳を過ぎても毎日150回スクワットをしていたことは有名な話ですが、そのおかげでいつまでも若々しくいられたのではないかと思います。

おしゃべり

おしゃべり好きな人は認知症になりにくいって知ってますか?
人とおしゃべりすることで脳が活性化します。それも知らない人よりも親しい人、電話よりも目と目をあわせて会話する方がより活性化されます。
おしゃべりで認知症予防」のページに詳しく書いていますので、こちらもご覧ください。

笑う

笑顔には様々な効果があります。

  • リフトアップ
    笑うとしわが増えると気にする人もいますが、笑う事で表情筋が鍛えられリフトアップの効果が期待できます。
    表情筋が衰えると、ほうれい線やたるみが出てきます。無表情で生活していると表情筋は衰えていきますが、毎日笑っていると鍛えられていきます。
    また、笑う事で幸せホルモンと呼ばれる「βエンドルフィン」が分泌されます。このβエンドルフィンは抗酸化作用があり、シワやくすみ、クマに効果的です。
  • 認知症予防
    毎日笑顔で生活している人とあまり笑わない人では、笑わない人の方が認知症になりやすいと報告されています。
    笑うとストレス発散になったり、顔の緊張がほぐれたりして脳の活性化につながります。
    笑うのが苦手な方でも、ちょっと口角をあげて作り笑顔をするだけでも同じような効果がありますので、ぜひ実践してみてください。

また、笑顔で免疫力が上がったり、血圧や血糖値が下がったり、体の痛みが軽減したりという報告もあります。
「笑う門には福来たる」ということわざがありますが、笑顔は心身共に健康にしてくれる源なのかもしれません。

文字の読み書きや計算

脳の老化は生まれた時から進んでいます。70歳の方の脳細胞は赤ちゃんの約半分になってしまいます。脳の老化は仕方ないとあきらめないでください。
脳に刺激を与え活性化を図ることでその機能を高めることができます。

最近、計算機やパソコンのおかげで生活は便利になったものの、自分で暗算したり、漢字を書いたりする事が少なくなりました。漢字を書こうと思っても、大体の形は分かるけど正確に書けないなんてことも良くあります。
また年齢が高くなってくると、小さな字が読みにくいからと新聞を読まなくなったり、読書をする機会が減ったりしてしまいます。

思い当たる方はぜひ新聞を読む事から始めてください。買い物に行った時にカゴに入れた商品の金額を暗算で計算してみるのもいいでしょう。
ちょっとした意識の持ちようで脳のアンチエイジングができます。

指先を使う

指先を使う事はとても脳に刺激を与えます。編み物や折り紙など細かい手先の動きが必要なものはとても効果的です。
先日、テレビ番組で97歳になった今でも現役で千代紙人形を作っているおばあちゃんが紹介されていました。その方は、時代劇を見てそれをヒントに紙粘土の人形作りから始めるそうです。かつらや草履もすべて手作りで、それを店に置いてもらって販売します。
また教室を開いて生徒さんに教えたりしています。
毎日手先を使っているせいか、頭もしっかりしていて、会話もとてもスムーズでした。
今の感じからすると、100歳過ぎてもずっと続けているんだろうなと思います。

食事

脳のアンチエイジングには食事も重要です。

大豆製品…グルタミン酸が豊富で脳の神経伝達を良くする。
ごま…悪玉活性酸素を抑えたり脳細胞の原料となるトリプトファンを多く含む。
しいたけ…脳の老化を抑えるグルタミン酸が豊富。
青魚…EPAとDHAは脳の炎症を抑え、アルツハイマー病予防に効果的。
緑黄色野菜…脳の活性酸素を撃退。

このように、これらの食品は脳のアンチエイジングに効果があるとされています。
他にも効果がある食品はたくさんありますが、あまり細かい事ばかり考えていると食事も美味しくいただけません。
毎日3食バランスのとれた食事をしっかり噛んで食べることが一番大切ではないでしょうか。

まとめ

脳のアンチエイジングに関して6つ紹介しましたが、これらはあまりお金を掛けなくても簡単にできることだと思います。若いうちから始めればより効果が期待できますので、今日からでも実践してみて下さい。

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